ワーキングメモリを上昇させるための最も効果的な方法
最近、「シリコンバレー式超ライフハック」という本を読みました。
特に目を引いたのは、ワーキングメモリを鍛える「二重Nバック課題」という脳の筋トレについての章です。
本書によれば、これはワーキングメモリを上昇させるための最も効果的な方法で、著者自身もこの課題を通じてIQが12ポイント上昇したと述べています。
この「二重Nバック課題」は、一連のシーケンスを覚え、それを基に特定のパターンを追跡することで、ワーキングメモリーを鍛えます。ただし、1〜2週間続けると退屈感を覚え、やめてしまいたくなるのがデメリットだといいます。
まずは、三目並べのボードのようなものが画面に映し出される。一つの資格が点灯する。それが消えて、別の一つが点灯する。それも消えて、また別の一つが点灯する。２つ前に点灯したのと同じ資格が再度点灯したらボタンを押す。これが「２バック」だ。ここまではさほど難しくないが、それができるようになったら「３バック」へと進んでいく。その間、店頭に合わせて特定のもおじが読み上げられ、それも覚えなくてはならない。つまり３つ前に点灯した資格を覚えておくとともにそれが点灯したときにどの文字が読まれたのかも覚えなくてはならない。意識から異他の一切を遮断して、本気で集中しなくてはできることではない。
シリコンバレー式超ライフハックP.88より
興味がわいた私も以下の具体的なトレーニング方法にて始めました。
週に5回、1回あたり30分のトレーニングを、少なくとも20日間続けるのが勧められています。確かに初めて試したときは、2バックで挑戦したものの頭が混乱しましたが、徐々に慣れてきて解ける問題が増えてきました。1セット（ポモドーロ）を30分と定め、その中で記録を伸ばすことに挑戦しています。
具体的なトレーニング方法
- ４０日(少なくとも２０日間)
- 週に５回、１回あたり３０分(疲れていないときに)
- 毎回自分を追い込み、ギリギリのレベルに挑戦しよう ※１〜２週間で投げ出したくなるが、とにかくやり抜くこと
その中で試したNバックのアプリの中からおすすめできるのは、「Dual N-Back: Brain Training」です。広告も控えめで、公式の方法と同じで、かつレベル調整を自動でしてくれるのが特長です。
「シリコンバレー式超ライフハック」は、脳トレに興味がある方や自分自身の能力を引き上げたいという方にとてもおすすめの一冊です。
「二重Nバック課題」のような厳しい課題を乗り越えることで、真の効果を体感できるでしょう。
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