転職先から内定通知!最高の気分ですよね。
しかし、その喜びも束の間、提出書類の一つである「健康診断書」で、私が69,000円をドブに捨てることになるなんて、この時は知る由もありませんでした…。
こんにちは!最近転職したばかりの筆者です。
これは、転職活動の情報では誰も教えてくれなかった、内定後の思わぬ落とし穴についての注意喚起です。
「転職先から健康診断書の提出を求められたけど、どうすればいい?」 「費用って自己負担?安く済ませる方法はないの?」
もしあなたが今そう思っているなら、この記事は必ずあなたの役に立ちます。
私の69,000円の失敗談を、あなたの未来の節約に繋げてください!
悲劇の始まり…なぜ私の健康診断は「69,000円」にもなったのか?
転職先から「入社日までに健康診断結果を提出してください」と連絡を受けた私。
「早く提出して、やる気を見せよう!」 そう考えた私は、すぐに近所で評判の良いクリニックを予約し、健康診断を受けました。内視鏡検査をしましたが、例年受けている人間ドックとしては、ごく一般的な検査項目です。
そして、会計で提示された金額に、私は耳を疑いました。
「お会計、69,000円になります」
……え?人間ドックと同じつもりなのに?いつも12,000円位なのに?何かの間違いでは?
当然、保険証を提示しました。
しかし、クリニックの受付の方から返ってきたのは、無慈悲な一言でした。
「ご自身の判断で受けられる健康診断は、病気の治療ではないので保険適用外になるんですよ」
そう。私が犯した過ち。
それは「会社の指示や福利厚生を使わず、勝手に予約してしまった」こと。
これが、全額自己負担という悲劇を生んだのです。
結論:転職前の健康診断で絶対に損しないための最適解
私の屍を越えて、あなたには賢く立ち回ってほしい。
転職前の健康診断を最も安く、賢く受ける方法は、実は非常にシンプルです。
【最適解】在籍中の会社の「定期健康診断」または「人間ドック補助」を使い倒す!
これ一択です。断言します。
多くの会社では、年に一度、従業員に健康診断を受けさせる義務があります。
そのタイミングが合うなら、迷わずそれを利用しましょう。
あるいは、福利厚生で人間ドックの補助制度がある会社も多いはずです。
「〇月に人間ドックの補助が使えるから、そのテイで受けておこう」
そうすれば、費用は会社負担、もしくは数千円~1万円程度の自己負担で済みます。
私が本来払うはずだった12,000円程度と、実際に払った69,000円。その差は歴然です。
もし在籍企業の制度が使えない場合の「次善策」
「もう今の会社の定期健診は終わっちゃった…」 「退職日まで日にちがない!」
そんな時は、絶対に自分で判断せず、まずは転職先の人事担当者に相談してください。
「健康診断の受診についてご相談ですが、指定の医療機関などはございますでしょうか?また、費用は自己負担になりますでしょうか?」
このように確認することで、以下のようなメリットがあります。
- 転職先が費用を負担してくれるケースがある
- 提携しているクリニックで安く受診できるケースがある
- 後から「この検査項目が足りない」といった手戻りを防げる
やってはいけないのは、私のように「良かれと思って、勝手に予約する」こと。これだけは絶対に避けてください。
なぜ?知っておきたい健康診断と「保険適用」のシンプルな仕組み
「それにしても、なんで健康診断って保険が効かないの?」
最後に、このシンプルな疑問にお答えします。
これを理解しておけば、今後同じ失敗を繰り返すことはありません。
- 保険適用【される】ケース
- 体に不調があり、医師が「検査が必要」と判断した場合(=治療目的)
- 保険適用【されない】ケース
- 特に症状はないが、自分で「念のため調べておこう」と受ける場合(=予防・自己判断)
そして、会社の健康診断が保険適用(または会社負担)になるのは、「従業員の健康を守る」という会社の安全配慮義務に基づいているからです。
つまり、転職先への提出のために”個人として“受ける健康診断は、「予防・自己判断」と見なされ、保険適用外になってしまうのです。
【まとめ】私の69,000円を無駄にしないで!
転職活動の情報は「内定獲得まで」がほとんどで、その後の手続きに関するリアルな情報は驚くほど少ないのが現実です。
もう一度、結論を言います。 転職前の健康診断は、
- 【最優先】在籍中の会社の制度(定期健診・人間ドック)を利用する
- 【それが無理なら】必ず転職先の人事に相談する
この鉄則を守るだけで、数万円単位の予期せぬ出費を防ぐことができます。
どうか、私の69,000円の失敗談を笑い飛ばし、あなたの転職をスマートに成功させてください!
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